リニューアルされたイッツアスモールワールド
先日ディズニーランド・シーに行ってきました。平日、また梅雨の時期ということもあり、さほど混雑しておらず余裕を持って園内を回ることができました。去年10月始めにも行ったのですが、非常に混んでいる時期でしたので園内を散策することもままならず、いつか平日に休みをとってまた行きたいと考えていました。
今回ディズニーに行く目的は他にもあり、それはリニューアルされたイッツアスモールワールドに乗ることです。きっかけはスモールワールドがリニューアルを経てディズニーのキャラクターが登場するとのニュースを聞き不安を覚えたことでした。
東京ディズニーランドのリニューアルされたスモールワールドに関して。リニューアルの概要を聞いたときからずっと思っていたことだけど、あの世界観にディズニーのキャラクターが登場するのは何か違う気がする。ひとまず今年中に一回行ってみたい。
— げまこ (@GemakoAZ) 2018年4月15日
元々スモールワールドはディズニーのキャラクターが登場しなくても既に世界観が出来上がっています。ディズニーランドのアトラクションとはいえ空想の存在であるディズニーのキャラクターが登場せず、現実の世界各国の子どもたちが民族衣装をまとって”世界はひとつ”と歌い上げることで世界平和というテーマがより際立っていたと私は考えていました。そのため、ディズニーのキャラクターが入り込むことで統一感がなくなり、訴えたいテーマが曖昧になるのではないかと心配になりました。
しかし百聞は一見に如かずといいますし現物を見ずに批判するのも良くないと思い、二ヶ月後のホテルの予約をとり実際に行ってみることにしました。
スモールワールドの建物の中に入っていくと、リニューアルされただけあってカラフルで非常に綺麗になっていました。壁の絵や子どもの人形を見ていれば待ち時間も楽しく過ごせます。そこまで時間もかからず順番が来たのでボートに乗っていざ進んでみると今まで通り可愛い子どもの人形が踊りながら歌っており、想像よりも従来の雰囲気通りで安心しました。ディズニーのキャラクターも同様にデフォルメされており、過剰に目立つことなくその場に馴染んでいました。そこにいるだけで幸せな気分になれるスモールワールドが変わらずにありました。
現地に行き新スモールワールドを実際に体験してみると、情報だけを咀嚼していたときより多くの感触を得ることができました。スモールワールドのような長く続いたアトラクションも時代に合わせて変化していくのはある意味自然の流れなのかな、本質が変わらなければそれでいいと思うようにしました。
スモールワールドの話はここまでにして……今回は、ウエスタンリバー鉄道やカリブの海賊などの定番物から今回初めて乗るモンスターズインク”ライド&ゴーシーク!”やバズライトイヤーのアストロブラスターなど、スモールワールド以外のアトラクションも多く乗れて楽しめました。一部アトラクションが休止中で残念でしたが、またの機会にとっておきたいと思います。